貯まらないあなたへ!続く家計簿初級者編
最近「1年間で100万円ためる方法」や「1000万円ためました!」というような雑誌の記事をみかけるようになりましたね!
食費3万円以内だったり、レジャーは0円だったりそれはもうプロレベル!普通の主婦(夫)の私たちには全然夢のまた夢~。
私も10年以上前は同じように考えていました。節約はしているはずなのに手元にお金が残らない…。牛肉じゃなくて豚肉ばかり。頑張っているのに報われない!
そんな私が中古車を一括で買えるくらいお金を貯められるようになったのは、家計簿をつける始めたから。
でも始めから家計簿が続いたわけではありません。私はズボラでお昼寝大好きな私なので、面倒くさいことは大嫌い!誰でも続けられる、家計簿のつけ方をご紹介します!
まずはいくら使っているかを知る!
私を含めて貯蓄初心者がまずやることとしては、家計簿を買う、もしくはダウンロードするというとこだと思います。まずはそこが落とし穴。市販のものは費目が多すぎます。食費、日用品、交際費、交通費etc.。
面倒くさいことが嫌いなのにこれらを振り分けるのはハードルが高すぎるのです。
費目を振り分ける一般的の家計簿よりも簡単な家計簿のつけ方。
それは、レシートを貼る、です。
用意するものは「のり」と「ノート」
ノート開いて2面で1週間、使ったレシートを全て貼っていきましょう。
スーパーで食費に使ったもの、だけではなく会社帰り寄ったコンビニのレシート、休日のカフェのレシート、趣味のものを買ったレシート、すべてのレシートを貼りましょう。
一週間貼り続けたら、全部の金額を足します。
それを毎週続けて、その合計額を足すと一か月の出費の合計が出ます。
どうでしょうか。予想通りでしたか?それとも思ったよりも多かったですか?
私はこれを初めてやったときはあまりの金額の多さに愕然としました。「頑張ってたのは気持ちだけだったんだー」と。
何に使ったかを把握する
自分が一か月に合計いくら使ったかがわかったところで次のステップ。
自分が「何に使ったか」を把握します。
ここで使うのは3色の蛍光ペン。この3色をつかって自分が購入したものを「消費・浪費・投資」で色分けしみます。これはFP(ファイナンシャルプランナー)の横山光明さんが提唱していることで有名ですね。
消費は日用品費や食費、通信費、など「生活するために必要なもの」のお金。
先月貼ったレシートで消費と思うものすべてに色を塗っていきます。
スーパーで買ったもののレシートでも、消費だけに色を塗ります。
浪費は字のごとく「生活に必要ではない支出」のこと。
例えばカフェでスイーツ、嗜好品やお酒、ほとんど着る機会がなかった服とかがそうですね。
ここで気を付けるのが嗜好品が「自分に必要なもの」というものでしたらそれは「消費」に入れます。
自分の仕事への活力にお酒は必要なんだ!と思えばそれは消費です。重要なのはその消費が「度が過ぎていないか」を確認することです。
最後に投資です。なんだろう?という科目ですが、要するに「自分や家族の未来のために使うお金」のこと。資格取得のための参考書や習い事、子どもの塾などもそうですね。ただ、こちらも注意が必要なのが、投資だと思っている習い事が「惰性で続けているもの」だったりすると、それは浪費になります。色を塗りながら改めて自分の生活を振り返る機会にもなるかも知れませんね。
まずは浪費を少なくしてみる
ここまできたら最後です。3色の各色の合計を出してみます。
注目するのは浪費の合計。それが手取り収入の5%を上回っていた場合は要注意です。自分の収入に比べて浪費で使えるお金を上回っているかもしれません。
この色を付けた浪費のどこを削れるか、もういちど先月を見返してみましょう。
これ、とても気持ちがえぐられるくらい嫌な作業なんですよね。自分が自分に責められているような気持になります。私はなりました(^;)そこを頑張って乗り越えてください!
新しい生活が待っていますよ!
3か月続けてみる!
1か月目の振り返りができたら、これを2か月目も続けます。
合計とか出すのは面倒くさいので、とりあえずレシートは貼ってください。毎日お財布を空にしてから寝てください。
1週間過ぎたら3色取り出して色を塗ってみてください。色を塗ったら各色の合計を出します。
これを続けていくと自分のお金の使い方がわかるようになってきます。
3か月目が終わった時に1か月目の浪費合計額と3か月目の浪費合計額を見比べてみましょう。いつのまにか浪費額が少なくなっていると思います。
まとめると、貯蓄を始める第一歩は
- レシートを貼る
- 次に3色蛍光ペンで色を塗る
- 各色合計額を出す
- これを3か月続けてみる
これが私のおすすめのお金が貯まるための家計簿初級編です。
これはレコーディングダイエットと似ていて、色を塗って自分が何にどれだけのお金を使っているかを把握することが大事!
あきらめずにまずはレシートを貼り続けてみてくださいね。
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